シューマン 交響曲全曲チクルス [交響曲]
昨日の帰りにシューマンの交響曲全集を聴き終えた。
全集と言ってもCD2枚分なので、3日間の徒歩通勤で聴けた。
デビッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の爽やかな演奏である。
キザミが粒立って見通しのよい演奏で、弦も管もイキイキとしている。特に乗りのよいティンパニがすばらしい。
ボクはシューマンはあまり好んで聴かないが、昔パンゼラ(バリトン)の歌ったフォーレ「優しい歌」とLPカップリングだったシューマンの「詩人の恋」を聴いて、とても感激した。甘さとパッション、それに「危なさ」を感じさせる魅力がある。
交響曲のほうは、ところどころいい曲があるのであるが、時代を前後するベートーヴェンやブラームスの交響曲と比べるとまとまりがないというか散漫な印象がする。
そのなかでも1番「春」がいちばん好きで、次いで3番「ライン」であろうか。
映画「哀愁のトロイメライ」でナスターシャ・キンスキー演じるクララ・シューマンがたいへん美しく、ラストシーンではいよいよシューマンが作曲家として活躍し始めるシーンで、1番の1楽章が鳴っていた。希望と不安を裏腹に感じさせるラストであった。
3番は1楽章が特に好きである。かつてアマオケ「BPO」の選曲会議にかけられていたときスコアを見ながら聴いていた。
嫌いではないが、どうも全楽章を通してすっきりしなくて、弾きにくそうな感じであった。
一般受けしにくそうだったので、案の定、選曲からは外れてしまった。
全集と言ってもCD2枚分なので、3日間の徒歩通勤で聴けた。
デビッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の爽やかな演奏である。
キザミが粒立って見通しのよい演奏で、弦も管もイキイキとしている。特に乗りのよいティンパニがすばらしい。
ボクはシューマンはあまり好んで聴かないが、昔パンゼラ(バリトン)の歌ったフォーレ「優しい歌」とLPカップリングだったシューマンの「詩人の恋」を聴いて、とても感激した。甘さとパッション、それに「危なさ」を感じさせる魅力がある。
交響曲のほうは、ところどころいい曲があるのであるが、時代を前後するベートーヴェンやブラームスの交響曲と比べるとまとまりがないというか散漫な印象がする。
そのなかでも1番「春」がいちばん好きで、次いで3番「ライン」であろうか。
映画「哀愁のトロイメライ」でナスターシャ・キンスキー演じるクララ・シューマンがたいへん美しく、ラストシーンではいよいよシューマンが作曲家として活躍し始めるシーンで、1番の1楽章が鳴っていた。希望と不安を裏腹に感じさせるラストであった。
3番は1楽章が特に好きである。かつてアマオケ「BPO」の選曲会議にかけられていたときスコアを見ながら聴いていた。
嫌いではないが、どうも全楽章を通してすっきりしなくて、弾きにくそうな感じであった。
一般受けしにくそうだったので、案の定、選曲からは外れてしまった。
2009-10-09 00:16
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コメント(5)
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栗毛葦毛 さん
NAN さん
tttかめら さん
[ハート]ありがとうございます[嬉しい顔]
by 松本ポン太 (2010-06-26 08:37)
釣られました[嬉しい顔]
ジンマンのシューマンは意外な組み合わせですね.
たぶん,クレンペラーの演奏の真逆な感じなのでしょう[嬉しい顔]
by クロッカー (2010-07-31 21:24)
クロッカーさん、お越しいただきありがとうございます。
ジンマンのシューマンはあのベートーヴェン全集の流れですが、一部の管楽器などはピリオド時代のものを使っているようです。
おそらく元からのシューマン好きには受けないだろうが、ボクみたいに「透けて見える軽い演奏」が好きな者にはもってこいの演奏です。
by 松本ポン太 (2010-07-31 21:33)
ポン太さん、ご紹介ありがとうございます。
読ませていただいて、コメントできないのが
残念ですが、楽しく読ませていただきました[嬉しい顔]
by barque1014 (2010-07-31 22:53)
かさぶらんかさん、こんばんは。
お越しいただきありがとうございます。
>楽しく読ませていただきました
十分にありがたいコメントです[嬉しい顔]
by 松本ポン太 (2010-07-31 22:55)