フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 [オペラ]

今朝は久しぶりに早朝ウォーキングしながら「ヘンゼルとグレーテル」を聴き終えた。
ちょっとクルスマス気分の選曲である。


   フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 (2CD)
     ジョン・プリチャード指揮 ケルン・グルゼニッヒ管弦楽団
     ケルンオペラ児童合唱団
     ヘンゼル:フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾソプラノ)
     グレーテル:イレアーナ・コトルバス(ソプラノ)
     お母さん:クリスタ・ルードヴィヒ(メゾソプラノ)
     お父さん:ジークムント・ニムスゲン(バリトン)
     砂の精:キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
     魔女:エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)
     他
     (CBS M2K79217 )


クリスマスソングではないが、よくクリスマスに演奏されるオペラである。
子ども向けのメルヘンオペラで親しみやすい歌や美しい旋律がたくさん盛り込まれているが、音楽そのものはワーグナーばりに重厚である。
フンパーディンクはワーグナーの弟子のような人であったらしい。
登場人物ごとにライトモチーフが用いられている。

ボクはシュターデが同じくヘンゼルを歌ったメトロポリタンオペラのLDを持っているが、LDプレーヤーが壊れて以来、その映像を見ることができない。
LDのほうは英語版であったが、とてもファンタジックな演出で、見ていて華やかで楽しい舞台であった。
大人のソプラノが主役の少年少女を演じている。
グレーテル役のジュディス・ブレーゲンはちょっとおばちゃんっぽくて視覚的には無理があったが、ヘンゼル役のシュターデは美少年っぽくて笑顔が可愛かった。
踊ったり飛び跳ねたりしながらの歌唱は少々しんどそうであった。

このCD版では歌唱はとても安定している。音楽だけ聴きながらでもLDで観た場面が浮かんでくるようであった。
シュターデもコトルバスもとても美しい歌唱である。
とくに神さまに祈りを捧げながら歌う二重唱の美しさは絶品で、心が洗われるようである。



シュターデとブレーゲン「ヘンゼルとグレーテル」第1幕 第1場
メトロポリタンオペラ


シュターデとバトル「ヘンゼルとグレーテル」より「夕べの祈り」
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コメント 3

松本ポン太

まこきちさん
Sarah Maniaさん
piano♪さん
ひでさん
[ハート] ありがとうございます。[嬉しい顔]
by 松本ポン太 (2009-12-25 19:16) 

松本ポン太

don さん
[ハート]ありがとうございます。[嬉しい顔]
by 松本ポン太 (2009-12-29 21:43) 

松本ポン太

自己レスです。
シュターデの歌う「ヘンゼルとグレーテル」の動画をリンクしました。
by 松本ポン太 (2010-10-01 00:21) 

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