あけましておめでとうございます [その他]
亡父の喪が明けて、今年の正月は三が日だけ実家に帰って過ごした。
大晦日まで出先の仕事があったから、元旦に帰省して、でも妻は2日がパートだったので実家とウチを行き帰りしたので、3日の午前中にやっと大阪天満宮に初詣に行った。そして3日の午後に母を実家に残して妻子とウチに戻るといった慌しい正月休みであった。
天満宮は、天神橋筋商店街を六丁目から二丁目までずっと歩いていった。
天満宮のお膝もとの二丁目あたりは露店がたくさん並んでいたが、人も多かった。
天満宮の入り口では警備員が行列を仕切っていて、少しずつ参拝させるようになっていた。
妻子と3人でお賽銭を投げ入れ、家内安全などを祈願した。
息子だけおみくじをひかせたら「吉」だった。
息子が幼い頃から好きだったベビーカステラを買って、商店街を食べ歩きして帰った。
商店街のドトールコーヒーでちょっとココアをすすってから実家に帰った。
天神橋筋二丁目商店街入口
大阪天満宮
おみくじ
ベビーカステラの露店
赤い月 [その他]
きのう12月10日は皆既月食だったので、夕方から三脚にカメラを家のベランダに準備していた。
本当は殆ど使ったことがない天体望遠鏡も出していたのが、取扱説明書を失くして使い方がよくわからなかったので、三脚だけ使った。
夕方はベランダから満月がよく見えていたのであるが、いよいよ晩の10時くらいになると、月が真上に昇って、ベランダからでは屋根が邪魔になって見えない。
防寒着を着て、いそいそと近くの公園に三脚とデジカメを持ち出した。
外に出ても曇っていた。公園には意外に誰もいない。ボクひとりで寂しく三脚をセットして月が見えるのを待った。
やがて雲が流れていってすでに月が欠け始めているのが見えてきた。
一度、妻が公園に来たが、きれいに皆既月食するには寒い夜中に時間がかかりそうだったので、あきらめて引き上げた。
ボクは10時から11時半まで粘った。
そして「赤い月」が見えた。
ふつうのデジカメで撮ったので、肉眼で見たような赤い色は出せなかった。
今朝のウォーキング [その他]
先週のウォーキングで運動公園の桜が少しばかり咲いていたので、今日はカメラを手にしてウォーキングに出かけた。
音楽はバッハ大全集からピーター=ヤン・ベルダー指揮ムジカ・アンフィオン演奏のブランデンブルク協奏曲をWALKMANで聴いた。
昨日の昼に汗ばむくらいの陽気であったから、今朝はジャージの下は薄着で出ると案外寒かった。
花見ウォーキングのコースは昨年春の記事にも書いた同じコースである。
まず三津川公園の土手の桜はまだ三分咲き程度、かわりに1本だけたっているハクモクレンの花がきれいであった。
三津川公園の桜
三津川公園のハクモクレン
ブランデンブルク協奏曲第1番はホルン、第2番はトランペットなど管楽器のソロをメインに据えたバロック協奏曲で、ボクにはあまり馴染める曲ではないなぁと思いながら、そろそろ2キロくらい歩いていると身体が温もってきた。
運動公園に入った頃には、音楽がブランデンブルク協奏曲第3番になった。この曲は弦楽合奏の曲なので楽しい。ボクがアマオケ「東京ロイヤルフィル」時代にクリスマスパーティーで第3ヴァイオリンのソロを弾いた思い出が懐かしい。3部に分かれたヴァイオリンパートのカノンがステキなのだ。
運動公園内を1周して、芝生のエリアに行くと、桜が五分ほど咲いていた。
運動公園の桜
ボクの休憩場所の屋根のあるベンチは、最近いつも自転車のオッサンに占領されていてあきらめている。今日は誰もいなくてラッキー!、ゆっくりとマグポットに入れてきたコーヒーを飲んでくつろいだ。音楽はブランデンブルグの第4番に移った。
運動公園のベンチ
じっとしていてやがて身体が再び冷えてきたのを感じてから運動公園を出て、いつもとは別ルートの花見専用のコースを歩いた。
ふれあい公園のテニスコート角の桜も六分ほど咲いているのを眺めながら帰った。
帰路はブランデンブルクの第5番、第6番を聴きながらウォーキングして、ウチの前でクールダウンしているうちに第6番が終わり、今日の早朝ウォーキングで全6曲を聴き終えた。
やっぱりブランデンブルクは、ボクは第3番、第4番、第5番が好きだなぁと思った。
ふれあい公園テニスコートの桜
ウチに帰ると、ベランダの小松菜にも花が咲いていた。
小松菜の花
YouTube動画はアバド指揮モーツァルト管弦楽団によるバッハ「ブランデンブルク協奏曲第3番」である。
バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
クラウディオ・アバド指揮 モーツァルト管弦楽団
バッハ大全集が届いた [その他]
ブリリアントのバッハ大全集は前々からほしくて、昨年秋頃にはHMV ONLINEで17,000円くらいであったが、徐々に値が下げっていて先週時点でHMVで14,840円(マルチバイ価格)、Amazonで12,970円だった。それで思い切って注文したのだ。
ネット上ではこのCDボックスの評判は、ごった煮・寄せ集め的な全集なので賛否両論あったようだが、まだまだビギナーのボクにはこの価格でほぼバッハの偉業に触れることができるのはとてもすばらしいことだと思う。
まだわずかしか聴いていないが、けっこう演奏も悪くないと思った。
CD 157枚で、おおまかには
管弦楽曲・室内楽曲・・・・CD 23枚
鍵盤楽曲(チェンバロ)・・・CD 23枚
カンタータ・・・・CD 60枚
声楽曲・・・・CD 34枚
オルガン曲・・・ CD 17枚
DVD 2枚・・・「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」
DVD ROM 1枚・・・ブライトコッフ&ヘルテル刊バッハ全集スコアのpdf
といった内容である。
ボクが慣れ親しんできた器楽曲あたりから聴きたいところを、あえてバッハ音楽の真髄というべきカンタータの最初の3枚から聴き始めた。
ウォークマンに録音して、先週は毎日仕事で東大阪の工場に社用車で通ったので、運転中にナビにつないで大音量で眠気覚ましに聴いていた。
ピーター・ヤン・ルーシンク指揮/ネザーランド・バッハ・コレギウム/オランダ少年合唱団のピリオド演奏で美しく心地よかった。
そのうち器楽曲も聴きたくなって、ピーター=ヤン・ベルダー(チェンバロ)の「ゴルトベルク変奏曲」も聴いた。
この曲はグールドのピアノの自由奔放な新旧両盤、堅実なモダンチェンバロ演奏のヴァルヒャ盤を聴いていたが、また違った演奏だった。
地味なイメージのチェンバロがとても色彩的でダイナミックに聴こえる演奏で面白かった。
いちばん親しんできたヴァイオリン協奏曲集は、ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン、指揮)/イギリス室内管弦楽団のモダン楽器演奏で、ボクが他に聴き比べてきたCDと比べるとちょっと枯れたような地味な演奏で清新さはなかった。イギリス室内管弦楽団の合奏は好きで、「オーボエとヴァイオリンの協奏曲」のニール・ブラックのオーボエソロはすばらしい。
そしていよいよ「金字塔」というべき「マタイ受難曲」も聴いてみた。
スティーヴン・クレオベリー指揮/ブランデンブルク・コンソート/ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊の演奏は、ボクが愛聴しているフィリップ・ヘレヴェッヘ盤ほどハーモニーの純度は高くないが、美しくまとまったピリオド演奏である。
とくに「天使の歌声」といわれたエマ・カークビーのソプラノが起用されているのが嬉しい。透明感ある品のよいソプラノで癒される。
そして最も有名な第39曲アリア「憐れみ給え、わが神よ」のアルトが妙に太い声だなぁと思っていたら、DVD映像を観てびっくりした。CDジャケットにはMichael Chance(alto)と書いてあったが実はカウンターテナーで「男」だったのだ。そういえばマイケル・チャンスって男の名前だなぁと納得した。
バッハばかり聴いているわけにはいかないが、今後も小出しに少しずつ聴いていけるのが楽しみである。
バッハの評伝などと照らせあわしながら少しずつ聴いていきたい。
ちょうどYouTubeに「マタイ受難曲」のDVDと同じ動画があった。
スティーヴン・クレオベリー指揮
ブランデンブルク・コンソート
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
第1曲「来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け」
第8曲 アリア「血を流せ、わが心よ!」
エマ・カークビー(ソプラノ)
第39番 アリア「憐れみ給え、わが神よ」
マイケル・チャンス(アルト、カウンターテナー)
LPレコードをウォークマンで聴く [その他]
そのステレオもずいぶんとくたびれてきてから、公立高校に受かった約束でダイレクトドライブのそこそこのレコードプレーヤーとアンプを親に買ってもらった。
大学生になってからスピーカーもまともなものを買って、社会人になるまでそのステレオコンポでレコードを聴いていた。
最初は高価だったCDも、ボクが社会人になった頃からLPと同程度の価格で普及し始めた。
CDプレーヤーを買うよりも先にシーア・キング(イギリス室内管のクラリネット奏者)独奏のモーツァルトのクラリネット五重奏曲/協奏曲のCDを買って会社の寮の先輩のCDプレーヤーで聴かせてもらっていた。
自分でヤマハのCDプレーヤーを買ってからは、取り扱いが慎重なレコードから手軽なCDに移ってしまい、すっかりレコードを聴かなくなってしまった。
そのうち高校生の頃に買ってもらったレコードプレーヤーも壊れてしまった。
レコードを聴けなくなってからも、シュターデ、ティボー、フランチェスカッティ、ブーレーズなどのお気に入りのLPのいくつかはCD化されたものを買い直していた。
ガブリエル・フォーレ少年合唱団「フォーレ合唱曲集」
ガブリエル・フォーレ少年合唱団「フォーレ合唱曲集」のように、CDで入手が困難なものがあって、どうしてもそれを聴きたくなって、今から3年前にONKYOのUSBデジタルオーディオプロセッサーSE-U33GXとSONYの廉価のレコードプレーヤーPS-V800を買った。
デジタルオーディオプロセッサーSE-U33GX
レコードプレーヤーPS-V800
このレコードプレーヤーはベルトドライブで、ピックアップも安っぽくて、むかし持っていたプレーヤーに比べると貧相であった。
それでも久しぶりにガブリエル・フォーレ少年合唱団の「ラシーヌ賛歌」を聴いて感激した。
「フォーレ合唱曲集」に関しては以前にブログにも書いた。
プレーヤーのアナログ出力をデジタルオーディオプロセッサーを介して付属のソフトDigiOnSound5 L.E.でパソコンに録音した。
DigiOnSound5 L.E. のウィンドウ
MP3ファイルを作ってみたが60Hzのハム(電源)ノイズが乗っていて、弱音部ではブーンと低周波音が気になった。
しょうがなしにソフトでノイズリダクションしたが、そうするとAMラジオの音のように音像が甘くぼやけてしまった。
他にオリビア・ニュートン=ジョンの「そよ風の誘惑」や「クリアリーラブ」のアルバムも録音してみたが、ノイズリダクションするとクリヤに変換することができなかった。
これが限界かと、そのうちLPレコードのパソコン録音をあきらめてしまった。
それから3年経って、パンゼラのフォーレ「優しい歌」/シューマン「詩人の恋」のLPを無性に聴きたくなってきた。
そしてリトライしてみた。
電源ノイズがAD変換に乗っているということは、
・パソコンからはUSB接続でDC電源供給
・レコードプレーヤーからオーディオピンコードでアナログ入力
のデジタルオーディオプロセッサーにおいて、内部までノイズが乗っているということである。
たぶんDELLのパソコンの電源ノイズが怪しいと思った。
そこで、
・パソコン内部のの何本もある電源出力コードにフェライトコアをはさ
みまくる
・USBケーブルをフェライトコアに巻きまくる
・オーディオピンコードをフェライトコアに巻きまくる
をいっぺんにやってみた。
結局どれが効いたのかはわからないが、結果としては耳に聞こえるレベルのハムノイズがなくなって、ノイズリダクションしなくてもそこそこの音質で聴けるようになった。
こうして、手始めに
・シャルル・パンゼラ(バリトン)、アルフレッド・コクトー(ピアノ)
フォーレ「優しい歌」/シューマン「詩人の恋」
のLPをmp3ファイル(128kbps)に録音して、ウォークマンで聴けるようになった。
SP復刻盤LPなのでスクラッチノイズは少なくないが、割とそこそこの音質である。手間ひまかければスクラッチノイズを1つずつリダクションすることもできるようであるが、そこまで面倒なことをする根気はない。
次に
・パスキエ三重奏団
モーツァルト:ディヴェルティメント K.563
・フリードリッヒ・フックス(クラリネット)
ウィーン・コンチェルトハウス弦楽四重奏団
モーツァルト:クラリネット五重奏曲
ブラームス:クラリネット五重奏曲
・コレギウム・アウレウム合奏団員
モーツァルト:オーボエ四重奏曲/ホルン五重奏曲
と最高で320kbpsのmp3でパソコン録音してみた。
もちろんトラック割りや余分なところのカットはマニュアルで処理してトラックダウンを進行中である。
近々
・ガブリエル・フォーレ少年合唱団「フォーレ合唱曲集」
も再録音しようと思うし、CDでも入手できるものもあるが
・モウリーン・マクガヴァン「わたしの勲章」
・ギドン・クレーメル
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲(旧盤)
・レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィル
ベートーヴェン:交響曲全集
・ダビッド・オイストラフ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
・ミシェル・プラッソン指揮 トゥールズ市立オーケストラ
フォーレ:管弦楽曲全集
・アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
ウィーン・ムジークフェライン四重奏団
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番/第2番
・カザルストリオ
ベートーヴェン:大公トリオ
等々、お気に入りだったLPを少しずつパソコン録音してウォークマンで聴けるようにする予定である。
たいへん地道で面倒くさい作業ではあるが、少年時代から聴いていたLPを復刻して再び聴ける喜びを味わっている。
ちなみに、ボクがどうしても聴きたかったガブリエル・フォーレ少年合唱団の「ラシーヌ賛歌」がYouTubeでアップされていたのでリンクする(残念ながら音質は悪い)。
この美しさは、ボクには「天上の音楽」としか思えない。
ガブリエル・フォーレ少年合唱団「ラシーヌ賛歌」
妻とボクと息子のWALKMAN [その他]
今まで3年ほどNW-718Fを愛用してきた。買ったときは8GBは十分な容量に思っていた。さほど音質にはこだわらないので満足していたが、最近は容量8GBの限界を感じてきた。CD200枚分くらいは入れて満杯だったので、新しく転送しようと思えば何かを取捨選択しなければならなかった。
そんなに常時たくさん聴いているわけではないが、この取捨選択という作業がわずらわしかった。
いずれもっと大容量のモノに買い換えようと思うようになった。
息子が、むかし妻に買ってあげたWALKMAN NW-716Fをずっと取り上げていたが、自分専用のi-podかWALKMANのどっちでもいいからほしいと言い出した。
息子には数年前にポータブルMDプレーヤーを買い与えていたが、それでは満足できなくなったらしい。
「パパのお古でもええか?」「ええでぇ」
というわけで、本当はボーナスまで待とうかと思っていたが、一昨日店頭で下見してネットでも調べて、32GBのNW-S746に決めた。もう少し高いAシリーズの64GBも魅力だったが、ボディーが一回り大きいのに抵抗があった。
そして、炊飯器の下見ついでにWALKMANを買ってしまった。
息子が横取りしていたNW-716Fは妻に戻って、ボクのNW-718Fは息子のモノになった。
動画をたくさん取り込みさえしなければ、ボクの持っているほとんどのCDを転送できそうである。
左から
妻のNW-716F
息子に払い下げのNW-718F
ボクのNW-S746
NW-S746(ソフトケースのフタを開けたところ)
NW-S746(ソフトケースのフタを閉めたところ)
≪おまけ≫
タイトルと関係ないが、昨日・今日の休みでたくさん料理をした(いずれも不評だったが...)。
アジの南蛮漬け
(詳しくはコチラ↑)
子どもの弁当
(詳しくはコチラ↑)
BPOの演奏会に行った [その他]
プログラムは
ブラームス 大学祝典序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ソリスト:見渡風雅)
ブラームス 交響曲第4番
であった。
前回(去年)の演奏会を聴いたときは、ボクがいたときよりも弦のレベルが高くなっていたのに感心した。
それが今回のブラームスは難しかったようで、きれいな響きがするいっぽうでバラツキも目立ってしまった。
今回はヴァイオリンにエキストラが多く、相変わらず弦のメンバーが不足しているようである。
今回はオケとして初めて協奏曲を取り上げていて、しかも名曲中の名曲、メンコンである。
かつてボクが在籍していたときもメンコンとかドヴォコン(チェロ協奏曲)が希望曲に上りながらも、コンチェルトは難しくて時期尚早とあきらめていた。
いよいよ待望のコンチェルトが実現したのである。
ソリストの見渡風雅(みわたり ふうが)さんは1995年生まれの中学3年生であるが、国際コンクールでも上位入賞している方で期待の新進奏者である。
見渡さんは2007年に大植英次氏の大フィル「星空コンサート」でサンサーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」を弾いた方で、関西ではテレビ放映もされていた。
池田の子で、また大阪から大器を輩出して嬉しい。
見渡さんは若いのにテクニックは完璧で、しっかりと美しく鳴らしていて、しかも心に届くような演奏であった。
この方は実力派として今後が楽しみな演奏家であると思った。
オケもおそらくメンコンにいちばん気合を入れていたと思うが、バックのオーケストラもとても美しい演奏であった。
ボクもかつてアマオケ「東京ロイヤルフィル」在籍中に天満敦子さんのソロでバックを弾いたことがある。このときは天満さんの男勝りの強烈なソロにオケが付いていくのに必死で白熱した演奏であった。
今日の演奏は聴衆としてではあるが、朗々とした美しい演奏を味わうことができて幸せな気分であった。
せっかくのすばらしい演奏なのにウチの息子といったら、チラシに落書きしたり、ゴソゴソと行儀が悪かったり、居眠りしたりで、リスナーとして態度が悪い。こいつほんまにヴァイオリンやる気あるんかと腹立たしい。
ボクのしつけが悪かったのだろうかと思う。
この息子もこのまま順調にヴァイオリンを続けて上達していけば、来年にはモーツァルト、2、3年後にはメンコン・・・かもしれないが、はたしてどうなるであろうか?
終演後のホワイエでかつてお世話になった団員の方々に挨拶した。
かなり年配の方々も頑張っておられて、ボクもしっかりせなあかんと思った。
中学校入学式のブラバン演奏 [その他]
ボクは有休をとって妻とともに出席した。
小学校の卒業式ほどはショーアップされていない淡々とした式であった。
「君が代」と校歌はピアノ伴奏の合唱であった。
そんななかで花を添えていたのがブラスバンド部の演奏であった。
新入生の入場と退場のタイミングで演奏していた。
その選曲がなんとも...
入場のときは70年代頃の古いアニメソングメロデー、「キャンディー・キャンディー」「キューティーハニー」など。
退場のときはキダ・タローのメロデーで、「ラブアタック」「プロポーズ大作戦」「日本海みそ」「かに道楽」「出前一丁」「生活笑小百科」など。
中学生向けというよりは保護者ウケをねらったような演奏であった。
キダ・タローなどは保護者でも関西以外の出身の人にはわけのわからないであろうコテコテの音楽であった。
「浪花のモーツァルトキダ・タローメドレー(吹奏楽コンサート)」という吹奏楽譜が出版されていて、ネタ元だったらしい。おそらく先生の趣味であろう。
体育館2階のブラスバンド
「キダ・タロー メドレー」といえば自作自演のこのような動画があった。