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音楽教室の発表会に出演しました。 [ヴァイオリン]

きのうは音楽教室の発表会に出演しモーツァルトを弾きました。
3年前からヴァイオリニストの吉矢千鶴先生に就いて習っています。
吉矢先生はボクがかつて在籍していた都島ストリングスの招聘コンミス・トレーナーとしてお世話になっていて、たいへん真摯で丁寧なご指導に感服していましたので、退団後にレッスンをお願いしました。
ずっと月1回のレッスンを受けています。
吉矢先生が所属されている音楽教室Musica Merlaの第1回発表会が昨年秋にあり、ボクにももしよろしければとお声がけしていただき、モンティのチャルダッシュで出演しました。
そのときは極度のあがりで撃沈しました。



今回の第2回発表会はモーツァルトのホ短調のソナタと決めて早くから準備しました。
あがり対策もして臨みましたが、やはりあがりました。
でも前回よりはいくぶん進歩したみたいに思います。
前回は生徒さんが子どもたちばかりのなかで、恥ずかしさとともにアウェイな雰囲気が強かったですが、今回はボク自身がこの発表会に溶け込んだようでした。
緊張しながらもピアノの星山智子先生との二重奏を楽しんで弾いていました。
残念なところはまだまだたくさんありますが、ちょっと手応えがありました。



ピアノの星山智子先生、音楽教室の大橋美帆先生(前回のピアノの先生)、吉矢千鶴先生の各氏に感謝いたします。いずれの先生も演奏家としてご活躍されている方々でボクのごとき下手の横好きにお付き合いいただくのはもったいないくらいですが、こういう機会をいただけてたいへんありがたいです。

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ひさしぶりにちょっとだけヴァイオリンを弾いた [ヴァイオリン]

今日午前中は、息子が自宅で1時間ばかりヴァイオリンのレッスンをするのを見てから、車でヴァイオリン教室に送迎した。

教室では、息子がカイザー教本3巻の#26がほぼ弾けているのを確認してから、バッハの「ラルゴ」に移った。
よく聴く曲だと思ったら、「無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV1005」のLargoの重音を省いた編曲であった。
しみじみとした味わい深い曲であるが、息子はつまらなそうに無機質に弾いてしまう。
ボクも以前から「感情込めて弾くように」とは言っていたがなかなか息子に通じてないようであった。
先生は具体的にビブラートや強弱、音の発音などを指導されて、息子はやっと曲らしく美しく弾くようになった。
今日などは先生の指導で息子の演奏が劇的に変化するよい例であった。

午後からは妻とショッピングに行った後で夕方に1ヶ月ぶりくらいに小1時間ほどヴァイオリンを弾いた。
ちょいちょい息子の練習に立ち会って、「見本」のようなことを弾くことはあったが、まともに弾くのは久しぶりであった。

ロングトーンや2オクターブの音階・アルペジオでウォーミングアップしてから、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」を軽くさらった。

それから、息子が「ラルゴ」の次に取り組むことになるであろうバッハ「アレグロ」(伴奏付きヴァイオリンソナタBWV1023の第1楽章「プレリュード」)を鈴木教本8巻でさらってみた。
この短い曲はCDで聴いてるとカッコいいのであるが、あの「シャコンヌ」のアルペジオにも通じるようなところもあって、テクニック的には今まで息子が弾いてきた曲からかなり飛躍してるように思えた。
おそらくこの曲も息子が練習するときに「お父さんも弾いてみて!」と言われそうであるから、ちょっと予習のつもりである。

スラスラとはいかないが、「シャコンヌ」のアルペジオと比べるとまだ何とか音を取れた。
今のところ息子の練習曲についていけそうで安心した。



J.S.バッハ「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタBWV1023 第1楽章、第2楽章、第4楽章 」
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息子のヴァイオリン発表会 [ヴァイオリン]

毎年5月の連休中に息子の通うヴァイオリン教室の発表会があるのであるが、今年はボクは出張で行けなかった。
代わりに実家の母(息子の祖母)に来てもらい、妻といっしょに行ってもらった。


≪発表会1週間前の日曜日≫
ボクが最後に息子の練習を見れる日なのでじっくりと注意点などを説明した。後は息子が本番までどれだけ自分と向き合って練習できるかにかかっている。
「もうおまえには何も教えることはない」と偉そうな決め台詞を息子に言った(笑)。

≪発表会3日前≫
妻に聞くと、ピアノの先生とのリハーサルではボロボロだったらしい。

≪発表会前日≫
陸上部の朝練がきつかったらしい。腹筋150回やタイヤ引きでクタクタになっていて前日にしては厳しいコンディションだ。
晩には激励の電話を入れたが、息子は素っ気なかった。相当緊張していたせいか大好きな祖母ともあまり話をしなかったらしい。

≪発表会当日≫
息子は朝も家で練習をしたまま肩当てを忘れてきて、会場では他の生徒さんに借りたらしい。精神的にもたいへんだったようだ。

≪発表会終了後≫
晩に妻に電話を入れると、多少のミスはあったもののわりとよかったということで安心した。


ヴァイオリン教室の先生が早速YouTubeにアップされたというので、ボクは出張先で携帯で息子の演奏を見た。
たしかに前から危なかったところをよく落としていた。

昨年末にこの曲に決まったときは、比較的無難な選曲で息子の実力からは余裕があるだろうと思っていたが、レッスンを重ねるごとにいろいろと落とし穴が見えてきた。
結局、本番1週間前で十分な完成度まで持っていく余裕はなかった。
直前になると、細かいニュアンスにかける時間がなくなって、暗譜の精度を上げる練習しかできなかった。

ボク自身はクチではいろいろ言えても暗譜まではできないので息子の努力はかなりのものだったと思う。
息子は緊張したなかで必ずしも好調とはいえないコンディションでよく頑張ったと思う。

まあ、それでも毎年、回を重ねるごとに進歩してると思うし、技術的に難しい部分のミスはあっても、親の欲目かもしれないが音色や表情はよくなっているように思う。

息子が5歳から始めて以来、現在までヴァイオリンを続けることができて暖かく指導してくださった先生に感謝している。


息子の成長とともに発表会の足跡を動画で辿ってみた(2010年、2009年は教室の動画リンク)。




       エックレス:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 全楽章
              (2010年5月2日 中1) 




        バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 第1楽章
              (2009年5月4日 小6)




              コレルリ:ラ・フォリア
              (2008年5月 小5)




      ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 第1楽章
              (2007年5月 小4)




     バッハ:ガヴォット ト短調/ドヴォルザーク:ユモレスク
              (2006年5月 小3)
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息子とボクのヴァイオリン [ヴァイオリン]

1週間前、ヴァイオリン教室にクロサワ楽器の営業マンがヴァイオリン5台を持ってきて、その中から息子の4/4サイズ(レギュラーサイズ)のヴァイオリンを選んだ。
息子は今年になってから3/4サイズの分数ヴァイオリンが小さくなって、ボクのヴァイオリンでつないでいたが、5月の発表会を前に何としても買ってやりたいと思っていたのだ。

息子、ボク、先生と3人で弾き比べて、ドイツ製カールヘフナー2台、ブルガリア製ソフィア2台、ルーマニア製グリガ1台の中から、ソフィア・アルチスタという新作ヴァイオリンを買った。
カールヘフナーは音量が出るが音質が硬かった。グリガは鼻にかかったような色気のある音色であったがクセが強い。ソフィア2台は素直で柔らかい音色であったが、そのなかでもよく鳴るほうの楽器を選んだ。
それから一週間後、昨日のレッスンでは息子がエックレスのソナタを先生のピアノ伴奏で弾くのを聴いていて、いい音色で鳴っていたので安心した。

クロサワ楽器店は東京の大手楽器商であるが、大阪の営業マンが車であちこち走り回っているらしい。
映画「おくりびと」の縁で本木雅弘さんもこの営業マンから実際にソフィアのチェロを購入したと聞いた。

息子のヴァイオリンはボクのセミオールドより音量的にはよく鳴る。新作にしては音色もそこそこまろやかで悪くない。
ただ直接弾いている耳元では、ボクの楽器のほうが年季の入った甘い音色がするみたいだ。

ボクのヴァイオリンは学生のときにバイトで貯めたお金をありったけはたいて買ったセミオールドの楽器である。
ヘタな大学オケでも弦楽器奏者はみんなそこそこのセミオールドの楽器を持っていた。
ボクは大学の先輩に紹介された天下茶屋のとある楽器店で購入した。
その楽器店はタバコや洗剤など日用品も置いてあるような店で、学校教材用の楽器も置いてあってかろうじて楽器店とわかるような店で、ちょっと胡散臭い印象であった。
奥に入るとヴァイオリン、チェロ、コントラバスなどが所狭しと置いてあった。
そこのおっちゃんが予算に見合ったセミオールドのヴァイオリン2本を出してくれた。1本はフランス製40年モノでちょっと予算を超えた。もう1本はラベルがはがれていて素性はわからないがドイツ製の25年モノであった。フランス製はちょっと枯れたような音色、ドイツ製はわりと素直な音色で、おっちゃんに「この楽器はラベルはないけど値打ちあるでえ~」と勧められるがままに後者の「名無しヴァイオリン」を選んだ。

それからボクは四半世紀あまりこの楽器を弾いてきた。
この「名無しヴァイオリン」はおっちゃんの言うとおりだとすれば半世紀モノになったのだろう。
あまり音量は出ないが、甘い音色で周りの人の評判はよいようである。
大編成オケでうるさい曲を弾くときは、音色よりも音量を要求されるのでチカラ任せにガツガツ弾いて、音がつぶれてしまうのが難点である。
いつも音量の出る楽器に買い換えたいと思いながらも、愛着のある楽器を手放せないまま今日に到った。
自分でも魂柱の調整や修理を試みてきた。弓はやや重めのモノを選んで吸い付くようなボウイングを工夫してきた。弦も楽器の特性に合うモノを試行錯誤した。
数年前に高槻のヴァイオリン工房で調整してもらってから、音量もマシになったようだ。
オケで弾いていても「ポン太さん、大きい音鳴らしますね」と言われるようになった。

息子にはもっと楽に鳴らせる楽器を与えたいと思ってきて、ようやくその思いを果たせた。
息子のヴァイオリン演奏は無機質に聴こえて表情に乏しいのであるが、これを機により音楽的な演奏ができるようになればと願っている。



上:ボクのヴァイオリン
下:息子のソフィア・アルチスタ




息子の分数ヴァイオリンとボクのヴァイオリン
(左から)1/4、1/2、3/4、4/4
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息子とヴァイオリン二重奏 [ヴァイオリン]

昨日(2月13日)、小6の息子が通っている児童中国語教室の「春節のお祝い会」で、父子でヴァイオリン二重奏を弾いた。
一昨年のクリスマスパーティー以来の二重奏本番であった。

プログラムは3曲

(1)中国民謡「太湖船」
(2)ヴィヴァルディ「冬」第2楽章
(3)中国民謡「草原情歌」

「太湖船」は前回に続いて二度目、もの足りないアレンジであったが手を加えずそのまま再演した。
弾き慣れ感があって、ちょっと油断してしまった。

「冬」は少ない練習時間ながら息子にいちばん細かく練習させた。息子は去年の発表会で弾いたバッハの協奏曲第1番第1楽章みたいにテンポの早いカチャカチャ弾くような曲を好むが、緩徐楽章をゆったりと弾くのは苦手なのでフレージングを教えるのに苦労した。
伴奏はしっくりいった第2ヴァイオリンパートのほうをほとんどそのまま使った。
肝心の本番ではボクがピチカートの音をよく間違った。

「草原情歌」は重音ピチカート、トレモロ、フーガと自分なりにアレンジに凝りすぎたせいか、アンサンブルが難しくなってしまった。
本番でも何度も間違っては弾きなおした。
動画でもうまく編集できなかったので、「弾き直し」を残した。

次に機会があったらもっとマシに弾けるようにしたいが、息子ももうすぐ中学生、ボクの相手をしてくれるだろうか?






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